引越しに向けて一掃!不要品処分のコツ
家に物がたくさんあるという方は、引越しを機に不要品の処分に取り掛かってみませんか。捨てようと思っていてもついつい愛着が沸き、残ってしまっている不要品に心当たりはありませんか。今回は思い切って不要品を処分するコツをご紹介します。
引越し時に不要品を処分する2つのメリット
引越しは、不要品を処分するには格好の機会です。まずはそのメリットから考えてみましょう。
引越しの負担が減る
不要な物を多く捨てれば梱包する荷物の数を減らせます。ということは引越し作業がラクになり、引越し費用の節約にもつながります。さらに、新居での開梱(かいこん)や整頓も簡単になります。
気持ちの切り替えにつながる
新居に移ることは自覚している以上に意識が変わるタイミングです。これを機に不要な物を処分すれば生活環境をリニューアルでき、さらに気持ちの切り替えにもつながるはずです。
不要品を処分する手順
では、実際に引越しで不要品を処分していくにはどうすれば良いのでしょうか。ここでは、おおまかな手順をご紹介します。
粗大ごみの回収を予約する
粗大ごみはきちんと処分しなければなりませんが、手続きがわずらわしく先延ばしにしてしまいがちです。しかし、ごみを新居に運んでも仕方がありません。思い切って回収の予約をしましょう。自治体によっては、インターネットで粗大ごみ回収の申し込みを受け付けています。回収日は数週間先になることもあるので、早めに申し込みましょう。
フリマアプリなどで人に譲る
雑貨や家具などを処分するときは、それらが必要な人に売るという方法もあります。フリマアプリやオークションサイトを利用すれば、意外な物が売れることもあります。地域の掲示板などを利用して、人に譲るのも良いでしょう。ただし、物によっては売れるまでに時間がかかったり売れ残ったりするなど、必ずしも全て処分できるわけではないことを理解しておきましょう。
中古買取店を利用する
中古買取店の利用も検討しましょう。インターネットで申し込んで自宅まで荷物を取りに来てもらい、査定後に金額が振り込まれるサービスもあります。大量に不要品がある場合は、このようなサービスを利用すると便利です。近所にお店がある方は直接持ち込むのもいいでしょう。人に売る場合より安値になる傾向はありますが、簡単に行えます。
細かいものはごみとして処分
主な不要品を処分できたら、最後は引き取り手が見つからなかった物や小物を捨てていきます。これらはごみ袋にも入るサイズだと思いますので、まとめて処分しましょう。
思い切って不要品を処分するためのコツ
それでもなかなか捨てられないという方は、3つのコツを実行してみてください。
捨てる手順を意識する
捨てるために手間と時間のかかる作業は、早めに手をつけましょう。先ほどご紹介した手順のように、大きな物から順に処分していくと踏ん切りがつきやすくなります。
不要品ボックスを作り、とりあえずまとめる
押し入れや引き出しから少しずつ物を出しては、これは必要かどうか考えながら処分する……というやり方は効率が良くありません。捨てるか迷っているものは「不要品ボックス」を目につく場所に置いて、そこに入れておきましょう。1つの場所にまとめることで、生活するのに邪魔だったことが実感でき、処分しやすくなります。
引越しの梱包資材を利用してまとめる
ビニールひも、輪ゴム、ハサミなど引越しに使う道具は、不要品の処分でも活躍します。これらを用意し、不要な雑誌類を縛るなどの作業から始めれば、自然に処分作業が進み始めます。
新居での整頓中も「捨てる」心がけを
旧居で荷造りをする時点で不要品は全て捨てたいところですが、新居で荷物を整頓するときになってから「これはいらないかも」と思うこともありがちです。そのときは積極的に処分しましょう。せっかく運んだのだからとつい残してしまいやすいのですが、新居でも捨てるべき物は捨てる心がけを持てば、整頓や収納の手間も省けます。
荷物が多いほど、引越しの作業は増えてしまいます。引越しの準備も新生活も、できるだけ快適にするために、ぜひ不要品処分に挑戦してみてください。